経済発展は、飽食へと(肉・魚の消費増)つながり、恐怖「腎臓」と先行き不安「胃」を生む!
世界の肉と魚の消費量の拡大ここで消費量の統計はFAOの算出による供給量(生産+輸入-輸出+在庫変動)からもってきている。世界の肉と魚の消費は、どちらも、1960年代以降、20年ごとに1.9倍、1.8倍と倍増テンポで拡大している。 最近20年は中国が肉4倍、魚6倍増と世界の消費拡大への影響が極めて大きくなっている
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0240.html中国:巨大な胃袋 中国は人口大国なので、最近の経済成長が世界の物資需給に大きな影響を与えている。国際鉄鋼協会によれば中国における2002年の鉄鋼消費量は全鋼材ベースで2.1億トンと5年前の2倍以上に膨張し、世界の25.8%に達している。セメントについては、セメント協会の発表によれば中国のセメント消費量は2002年に7.0億トンと世界の消費量16~17億トンの実に4割程度を占めている。人口シェア2割強の中国がこれだけの素材製品を消費している点に中国における近年の投資ブーム、建設ブームの巨大さをうかがうことができる。鉄鋼やセメントばかりでなく、食料消費の拡大も驚異的である。 図には、食料の種類ごとの供給トン数について世界シェアの推移を示した。これを見ると、経済成長に伴う1人当たりの供給カロリーの増加に伴って、消費の重点を大きくシフトさせてきた様子が明瞭である。 1970年代まではいも類の消費が大きく拡大した。まず腹を満たすことに重点がおかれた様子がうかがえる。 次に1985年頃をピークに穀物の消費が大きく拡大した。いも類よりは食味のよい米や小麦といった食品の消費へのシフトが進んだといえよう。日本でもかつて「白いめしを腹一杯食って死にたい」などというセリフが通用していたことを思い出させる。 その後、80年代後半から90年代、21世紀へと急拡大したのが、肉類、野菜、水産物、果実といった品目である。所得上昇に伴って、よりおいしく、多様な食生活へと向かう動きは、世界共通の法則のようなものである。 特に豚肉の消費は1987年頃から世界の45%程度と驚くべき世界シェアとなっている(以前のFAOdatabaseでは50%を越えていたが新しいまとめではこのようになった)。 現在では、有機栽培食品である「緑色農業」がブームになっているといわれる。21世紀にはいると野菜の世界シアが豚を上回るに至っている。最近のいも類のシェアの復活は野菜としての消費増によるものであろう(2006~07年には再度落ち込んだが)。
経済発展に伴う食生活の充実は、当初、1人1日当たりの供給カロリーの増加となってあらわれるが、その後、食料の多様化が起こる。食料の多様化は、米食民族の場合、穀物消費比率の低下となってあらわれる。 この現象をデータで見るため、日本、韓国、中国など東アジアの米食民族と欧米の主要国について、供給カロリーに占める穀物から摂取するカロリーの比率の変化をグラフにした(なお、中国の北半は小麦文化圏である-図録0431参照)。ここで、穀物とは、米、小麦、大麦、トウモロコシ、モロコシなどを指し、飼料穀物など直接食料とならない分は除いたものである(豆類やイモ類も含まない)。 日本、韓国、中国という米食を主とする民族では、ピーク時には、7~8割は穀物からカロリーを得ていた。日本では、戦後しばらくしてこの比率は急激に低下しはじめ、1970年に50%を切った後、1980年代半ばには4割程度で横ばいに転じた。韓国も日本からやや遅れて穀物比率は低下しはじめ、大体、日本と同じテンポで低下を続け、1999年に50%を下回っている。中国は、韓国からも遅れて、穀物比率は低下に転じたが、韓国と同様に急なテンポで穀物比率は低下を見ており、2005年前後に50%を下回っている。韓国や中国がいつ日本のように横ばいに転じるかは分からないが、日本の穀物比率に近づくまで、当分は、低下を続けると考えられる。なお、日本は、戦時中・終戦後の食糧難でいも類からのカロリー摂取が増加したが、戦時中のデータはなく、戦後直後は、米の供給は戦前より低下したがその代わりに米国からの援助物資として小麦(パン)の供給が急増したため、1946~50年に穀物比率はかえって増加している。最近でも米離れといわれるが、ラーメン、うどん、パスタ、パンなど小麦製品も合わせた穀物全体では、比率は微減である。 早くに経済の成熟が進み、もともと肉食や乳製品が大きな部分を占めているドイツや米国では1960年代から穀物比率はほぼ横ばいである点が東アジア諸国と比較して大きな特徴である。最近は、健康やダイエットを重視する傾向からか、穀物比率は、むしろ反転増加の傾向にあると見られなくもない。パスタ料理、米料理などが定着しており、南部を中心に経済発展が遅かったイタリアでは、ドイツ、米国と比べ穀物比率が高く、また1960~80年代はなお穀物比率が低下傾向にあった。最近は、日本とドイツの中間程度の水準で横ばいに転じている。http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0200-1.html以上 社会実情データ図録より転載
食事情の変化は、経済発展とともに、豊かさを求めて果てしなく続く。その先にあるのは、食物連鎖の頂点にたった人間のの身体のなかでおこる、生物濃縮です。生物のネガティブなエネルギーを一手に引き受けた、私たちの、「肝臓」は、もはや消化吸収を、ボイコットして、ガンや、心臓病、脳疾患を、作る事で、その生命を維持しようとしています。リフレクソロジールームママキッチン
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