東洋医学とリフレクソロジー
システムオブナチュラルヘルス とリフレクソロジーシステムオブナチュラルヘルスを学ぶと、自然はシンプルで法則性があることがわかります。それは哲学のみならず、実践を積んだあらゆる分野の求道者がたどり着く母なる自然「自然は完全」であるということです。この「自然」とは、ナチュラルの意味で捉えると、「自然」があり「不自然」が存在しますが、「自然」も「不自然」も存在しない物質的なものを遥かに超えたもっと大きな営み、「人間が介在する以前の規則性のある偉大なる力」を意味します。ダイナミックな宇宙の営みの中で、わたしたち人間が存在するのであって、人間が決してこの地球や宇宙のしくみを変えるようなことは本来すべきではないということです。わたしたちの身体はそのダイナミックな宇宙に呼応して生のリズムを毎日刻んでいます。体内時計として研究論文もありますが、その示すところは、自分ではコントロールできないということです。潮の満ち引き、地球の自転や月や太陽、黄道12宮、銀河系などすべてがこの肉体とつながっているのです。17世紀後半以降、啓蒙思想はそれまでの権威を断頭台におくり、市民に光をあたえたようでしたが、他の側面ではすべての人に「不平等」「貧しさ」の烙印を押したのではないでしょうか。それから今日にいたるまで、豊かな国は貧しい国の上にあぐらをかいて、物質的豊かさを享受してきました。豊かな暮らしが悪いと言っているのではありません。それ以前に、自然なる宇宙が存在して、この肉体も連動しているということなのです。そして肉体がやっているいかなる作業も、必然をもってなされているということです。わたしたちは身体のために良いメンテナンスをするだけです。リフレクソロジーという手段を使って、身体にエネルギーを与えると、身体はそれまで自然から閉ざされてきた要因をすべて解放しようと働きだします。その身体の表現が熱下痢吐き気風邪頭痛発疹痛みなどです。こういった症状が出たときには、冷水シャワーや、腸洗浄やもちろんリフレクソロジーなどで、身体の作業のプロセスを促進してあげます。東洋医学で学んだ陰陽五行もダイナミックな宇宙の営みであるシーズン(四季の移り変わり)としてとらえています。医術と言った時点で、人間がまるでなにかを支配できる優位性が出てしまうからです。素晴らしいドクターは、私たちの身体のなかの宇宙です。この自然を学ぶために、海や山や、森のなかで暮らす必要はありません。身体には記憶があるはずです。本能というのでしょうか。そういった本能を「自然と人間」というテーマで描いた黒澤明監督の『デルス・ウザーラ』で観ました。
デルス・ウザーラ モスフィルム・アルティメット・エディション [DVD](2006/04/26)ユーリー・サローミン、マキシム・ムンズク 他商品詳細を見るこの作品は、黒沢明監督が、若い頃に読んで感銘を受けたアルセーニェフの紀行文『デルス・ウザーラ』を、黒澤監督が、1970年代にソ連で映画化した作品である。 黒澤監督は、若い頃に読んだこの本(『デルス・ウザーラ』)を永年に渡って映画化することを夢見て居た。そして、1970年代にソ連から「一本撮らないか?」と提案された際、黒澤監督が、「『デルス・ウザーラ』を撮りたい。」と言った処、ソ連側は、「『デルス・ウザーラ』を知って居るのか。」と、大変驚いたと言ふ逸話が残って居る。当時のソ連が、「芸術上の問題は100%黒澤監督に任せる。」と言って、この作品を制作費無制限で黒澤監督に撮らせた事は驚きであるが、これは、当時のソ連において、黒沢明監督が、イデオロギーを超えて、いかに高く評価されて居たかの反映であろう。1975年国際映画祭にて金賞を受賞している。
キネクラブジャパンにて映画会をしていただこうかなと思っています。森のひとデルスと軍人アルセーニェフとの人間愛、自然のなかで生きる、そして死ぬということは・・・・壮大なロシアの大自然とそのなかで生きる人間の営みを、この映画で見事に表現しています。観れば観る程、深遠な大自然のエネルギーが観るものを魅了していく映画です。リフレクソロジーのセッションにおいても、足裏のメッセージは大自然の深遠なる生への贈り物として、読まさせていただいています。ママキッチンホームページ
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