自分に自身のないマギーが姉にも見捨てられて、行くあてもない旅にでる。
キャメロン・ディアスの「ナイト&デイ」はあっというまにレンタル期間が過ぎてしまいました。三回は観れたかな?何回も観ると、いろんな側面がみえてきます。キャメロン・ディアスのキャラとしては、どちらもはまり役でしょうね。「ナイト&デイ」は痛快アクションで、のどごしスッキリといったとこでしょうか。それに比べて、「イン・ハー・シューズ」はとてもみごたえのある映画です。
イン・ハー・シューズ [DVD](2010/06/25)キャメロン・ディアス、トニ・コレット 他商品詳細を見る二人の全く性格もキャリアもことなる姉妹がある事件をきっかけに完全に仲違いしてしまう。そこから、それぞれの心の旅が始まる。この二人の祖母役で、シャーリー・マクレーンがすばらしい演技をみせている。姉妹が自分にあう靴をみつけて人生を踏み出していく幸せなラストは、生き方を見つけようと賢明に歩く女性たちへの温かなエールとなる。
リフレクソロジールームmama-kitchen
唯一の理解者だったローズと対立し、完全に居場所をなくしてしまうマギー。
そんな彼女が向かったのは、最近まで存在さえ知らなかった祖母の住むフロリダ。この映画の人物設定はとてもよくできている。二人の姉妹は、小さい頃に母親に先立たれ、父親には新しいお母さんがやってくる。新しいお母さんは、娘が一人いて、その娘に対しては、大変な親ばか。二人の姉妹に対しては、何かに付け批判的。父親は、二度目の妻に対しては、何も言えない。そんな威厳もない父親に対して、怒りを感じる姉妹は、ともに助け合いながら、成長して来た。とても愛情に飢えていた二人は、一人は、キャリアを築くことで、自分の存在感を感じていたかった。それが、マギーのお姉さん。マギーはというと、なにをやってもうまくできない。自分には能力がないと思っている。唯一美しいルックスを生かして、オーでションを受けたりするが、緊張すると、言葉が出てこないという障害をもっているため、第一審査で落とされてしまった。そんな彼女を姉は、辛抱強く支えるのだが、あるときマギーは、姉のボーイフレンドと関係を持ってしまう。ついに我慢の限度を過ぎた姉は、妹を追い出してしまう。彼女たちの母親は、精神的障害があって、姉妹が幼い頃、自殺をしてしまったのだが、子どもたちには真相を語らず、父親は自分の罪悪感から、真実は闇に葬ってしまう。子どもたちのおばあちゃん、おじいちゃんとも縁を絶ってしまう。ここまで離しただけでも、登場人物の、それぞれの心の闇と光がみえてきませんか。
女性が、妊娠期間をどのような精神状態で過ごすかによって、生まれて来たこどもの性質が大きく変わって来ます。女の子がほしいと思っていて、男の子が生まれた場合、「自分は反対(の性)である」「自分は違う」といった言葉のエネルギーで、物事を捉えるようになります。専門的にいうと、「パーソナルライ」といって、自分自身に対する「嘘」です。「バーストラウマ」出産に関連したトラウマでもあります。多くのトラウマ療法がありますが、まずこういった療法(催眠療法とか・・)を、行う前に、現在身体のなかに蓄積されているネガティブな感情を、清浄化しなければ、あふれ出て来た感情に押しつぶされかねません。そのためにも、からだを正常に機能させるための食べ物を食べるようにする事が、非常に重要です。ママキッチン
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