「食べ物」は自分を大きく変えるなんて考えてもいなかった16年まえ。母と一緒に始めたマクロビオティックがきっかけでした。運命は二人の道をはっきり分けました♪
今年の夏から秋にかけての変化の時期には、いろいろな事がありました。ひとつ言えることは、「忍耐強く」なったことかな?ついつい人間関係、特に肉親に対しては、知らず知らずのうちに、期待をしてしまいます。
http://www.flickr.com/photos/luchilu/469797772/私の母の話です。15年以上前の話ですが、心臓の検査にひっかかり、医者から、痩せるか、血圧の薬を飲むか、選択をするように言われたことから、マクロビオティックの勉強をすることになりました。菜食をともにしていて、健康になったと思ったら、2002年に「大腸がん」の手術。それを境に、薬を飲むようになり、食事も動物性食品が加わり、「脳溢血」で倒れたのが、2008年。今は、父といっしょのお食事で、毎日のように、スーパーへ通って、出来合いのお弁当やお惣菜を買って来ます。その他は、外食。
外食は、気分転換になっていいですよね。
でも、何を食べるのかな・・・・せっかく、お食事で、健康になったと思ったら、病気で入院するごとに、食の環境は、悪くなる一方です。娘としては、母親のこういった態度は、とっても悲しいものがあります。ヴィーがンのお食事も、遠のけている様子。なぜなら、父が「嫌っている食事」だからです。父の言う事を、オウム返しのように言うようになって来た母の心なかは、「恐怖」で一杯なんでしょうね。わたしには、ただ二人を見守るだけしかできません。人は変えられないからです。認知症がさらに進んでいく母の様子をみるのは、辛いですが、これも「試練」ですね。その人の選択ですし、そのひとの人生です。ただ、気をつけなくてはならないのが、私たち「子ども」は、親を赤ちゃんのように、ベビーシットできないということ。できないというと、語弊がありますが、動物界では、親の介護をする動物はいないということを、イメージしてください。生命の鎖は、逆行していません。鮭は、産卵を終えると「生涯を終えます」わたしたちも、自分の子どもに、面倒をみてもらうことはできないのです。なるべく自分で完結して、生涯を閉じなくてはならないのです。これが、自然の法則です。厳しいですが、これが、生命というものでしょう。親の道具になれないということを、きもに命じておかなくちゃ・・・・ついつい、「罪の意識」を刺激されて、何でもやってあげなくちゃと、行動してしまいがちです。自分の生活を放棄してまで、面倒をみることができないのですね。私も、身近に両親をみているので、マインドによって、自分が、「罪の意識」の奴隷になっていないか、常にチェックしています。本人が、「認知症」を改善したいといえば、いくらでも、方法はあります。でも、簡単なことではないでしょうね。長年生きて来て、これ以上、不自由な気分を味わいたくない!食事の制限なく自由に、好きなものを食べたい!そう思っている場合は、最初の一歩も進めません。こうやって、親を観察できることに、心から感謝しています。なぜなら、両親のパターンは、私のなかに深く刻まれているからです。もしも、このお二人と同じ生活をしていたら、私の場合、20歳くらいで、老化が始まり、30代で命を失っていたかもしれません。一度、「死に目」にあうと、どんなことにも、チャレンジしてみようと言う気になるものですね。今年の秋は、罪深かった自分に、別れを告げる季節となりました。「食べ物」は自分を大きく変えるなんて考えてもいなかった16年まえ。母と一緒に始めたマクロビオティックがきっかけでした。運命は二人の道をはっきり分けました♪ダイエットは、決して痩せるためではありません。人生の質を替え、運命も変えるものです。(KEIのダイエットカウンセリング)リフレクソロジールームママキッチン
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