苦手意識ってなんだったんだろう。無意識のうちにコピーしてきた周囲の習性。美意識や味覚など五感をまた新たにする時が来たようです。

moon and venus by Anton Matthee




金星と月が秘密のベールを。


まさか、ソマティクスを通じて、

自分のアイデンティティと向き合うなんて、

思ってもみなかったなあ。


リフレクソロジーの研究者として、

12年間、ナチュラルヘルスを実践して(ヴィーガンは20年近く)、

多くの体験をさせていただきましたが、

多くの方のケースを見ることはもちろん、

何よりも、自分のことを「知らない」ことに気づかされることが、

大きなショックでした。


以来、「自分探し」ではなく、

「ダイアモンドの原石を磨く」ようなプロセスを、

ずっと続けています。


それ自体が、この人生の目的ですね。


「知らない」続きで、

自分のカラダに関しても、同様な興味を持って、

昨年から、ソマティクスを研究しております。


足から始まり、腰、背骨、肩甲骨、頭など、

カラダ中のいたるところとコミュニケーションを重ね、

使い方やボディストーリーを聞いてきたわけです。


先週は、テーマが方向性だってことを、

どこか記事にも書いたかもしれませんが、

足の指は、それぞれどんな人生を歩もうとしているのか、

そこにフォーカスすることになりました。


するとね。

金星と月が目の前の空中に現れたんですよ。



こんなことを話し始めました。


あなたが心地よいと思っているものは、

もしかしたら、全く反対かも。


????

なんのことでしょう。

でも、なんとなく思い当たることがあります。

自分の味覚に関して、最近思うことです。

小さい時から集団生活をしていた私は、

出されたものに対して、自分の好みを言ってはいけないという習性を、

身につけていたのです。


まずくても食べられる。

嫌いなものはないと思っていました。


でも実際は、違うんですね。

カラダの感覚がシャープになればなるほど、

本来の自分の姿が現れてくるようです。


それは、足の指に顕著に記されていました。

アイデンティティを象徴する指が、

なんとかわいそうな状態で、

足根骨の方に引きこもっているんだろう。


そんな風に自分の足の指を見たのは、初めてでした。

これを意識し始めて、めまぐるしく、

私を私と思っていた状況が、激変しています。


昨日も、苦手な申請を難なくこなしてしまいました。


役所、法律、権威、経理、など、

苦手な状況が次々現れて、

今までの自分の態度を一変させています。


まだまだ、続いています。続きはまた。




☆ Body knows the future ☆

からだの声に耳をすませばいいの?声って何?この「瞬間」からだのそこかしこが、どんな風につながって、そしてすべての組織や育みを、足は大地に伝えているんだろう。手には何を携えているんだろう。網膜に映る現実を、心にどう伝えているんだろう。内なる「目」で、どこに心地よさがあるんだろうって感じて。ほらほら!「生きる」こと、楽しみに待っている「細胞たち」がある。そうなんだね。からだは未来を知っている。