月や太陽や北風が語り継いだお話。自然は私たちに「アート」そのものが人生だよって、胸の扉を叩きます。

Mountains and the Moon by Clint Mickel







北風と太陽の有名なお話知っていますよね。

イソップ寓話のお話です。

北風さんと太陽さんの勝負。

 

この上着を力ずくで脱がせなくちゃと考えた北風さん。





あるがまま。

自分のいつも通りの暖かさを旅人に送った太陽さん。



大人になっても、子供の頃聞かされたお話って、

心の奥底に残っているものです。



街で時折「困っている人」に遭遇することがあります。

そんな時にどんなタイミングで、

どんな態度で接したら、

お互いハッピーな時間を共有できるでしょうか。


北風と太陽のお話がちょっと役立つかな。



語り継がれたお話って、

とっても深い意味がありますよね。


あるジプシーの女性のお話です。

月夜の晩にジプシーの女性は、

月にお願いをしました。


どうか、ジプシーの男と結婚させてください。

あまり彼女が懇願するので、

月は、彼女に交換条件を出して、願いを叶えることになったのです。


その条件とは、ジプシーの男との間にできた赤ん坊を、

月に差し出すことでした。


ジプシーの女は、結婚のことしか考えられないので、

その条件を軽く承諾してしまったのです。

めでたく二人は、結婚をして、子供を授かります。

ところが、生まれてきた子供の肌は褐色ではなく、

月の光のように色白で、オリーブ色ではなく、灰色の眼をした男の子でした。


夫は、怒り狂い、彼女の命が絶えるまで、

ナイフで八つ裂きにしてしまうのです。

生まれた赤ん坊も、森の中へ捨ててしまいます。




結婚も恋愛もすることのないお月様。

彼女(月は女性性を表すので)の元へ、赤ちゃんがやってきました。

ゆりかごの赤ちゃんを、お月様はどうやって育てるのでしょうね。




人々は、そんな話を語り継いで、

お月様が満月の時は、赤ちゃんはハッピーだよ。

月が欠けていくときは、きっと寂しい思いをしているんだね。


そんな風に言っていたようです。


スペインの古くから語り継がれたお話が、

歌になっています。


サラ・ブライトマンが歌うとこんな感じなんですね。

クラシカル・クロスオーバー。

確かに声は素敵。でも、”ジプシーの血”(スペインの魂)はどこかへ行っちゃってる?






あった、あった、スペインの香りのするのは、
こちらです。




このアーティスト。素敵!

ビデオクリップから、ジプシーの熱い性(さが)が感じられます。

そして、現在のAna Torroja さん。

こちら。



30年、この歌を歌ってきて、

彼女の歌声が、彼女の人生そのものですね。

素敵だなあ。


あってみたいなあ。


声も変わるんですね。

自分の状態がそのまま表れている声。


ストレスを解放して行ってあげると、

声質も変わってきます。

私の声も変わってきたかな。

自分の声が嫌だなあと感じていたこともあったけれど、

その時のその自分の声は、100パーセント「自分」だものね。


素直に受け入れますね。

カラダがほぐれていくごとに、

声も深みを増してきていることが、今、嬉しいです。



☆ Body knows the future ☆

からだの声に耳をすませばいいの?声って何?この「瞬間」からだのそこかしこが、どんな風につながって、そしてすべての組織や育みを、足は大地に伝えているんだろう。手には何を携えているんだろう。網膜に映る現実を、心にどう伝えているんだろう。内なる「目」で、どこに心地よさがあるんだろうって感じて。ほらほら!「生きる」こと、楽しみに待っている「細胞たち」がある。そうなんだね。からだは未来を知っている。