トラウマ・セラピー

 心と身体をつなぐトラウマ・セラピー

ソマティック・エクスペリエンスという新しい言葉を知ったのはこの本でした。著者のピーター・リヴァイン氏は数々のトラウマを研究し、生理学、神経科学、動物行動学などを通じて、有機体としての身体にアプローチする、これまでになかったトラウマ理論をこの本のなかで著しています。この本に至ったいきさつを紹介します。リフレクソロジストであるミケランジェロ先生の個人セッションを受けた事から始まりました。それまでの人生で起こったアクシデントがすべてわたしのヒーリングと気づきをもたらすために起こったと言う事がわかりました。これはたった一回のセッションでわかったわけではありません。いくつもいくつも先生の来日セミナーを受けた中でその認識は徐々に深くなって行ったのです。自然健康学と訳すべきか、System of Natural Health をミケランジェロ先生から学んで６年目の冬を迎え、ようやく小学校レベルを終えようとしています。ミケランジェロ・キエッキ氏についてはキネクラブのHPを参照してくださいね！日本語ではキネクラブジャパンを参照してください。またはママキッチンのホームページでも紹介しています。キネクラブとはキネクラブHPからの抜粋Michelangelo Chiecchi is the founder of System of Natural Health. His first approach to natural health was in 1971 in Canada with the teachings of Dr. Sidlauskas - the worldly well known psychologist and founder of a school for children with learning disabilities -, who gave him the first basis in this direction.Many years of studies and researches in the traditional academic world followed. In the meantime throughout North America and Europe he studied with the most famous teachers in the seventies, when the new views of sickness and healing started to develop under the name of "alternative medicine". Among his teachers: Robert St John (metamorphosis and pre-natal therapy), Les Brown (new energies studies), B. Jensen and A. Mullard (iridology), D. Johnson (emotional iridology), J. Marshall (bioenergy and nutrition), R. Williamson (neurolinguistic and emotional chinesiology).From 1982 he was invited by the Canadian College of Natural Healing in Ottawa (at that time the only university in the world recognized by a government) to teach reflexology, connective tissue treatment, auricology, riabilitation and bioenergetics. System of Natural Health は決して机上の学問ではありません。キネクラブの創設者であるミケランジェロ氏は、アスリートとして肉体を鍛えた青年時代、リハビリテーションの権威としてのヨーロッパ医学界での活動時代、医学部最高学府での人体解剖学の研究所時代を経験し、そして上記に記されているように世界中のトップの研究者から「自然健康」「代替医療」を学び、その他ミケランジェロ氏のすべての研究を一つの体系化したシステムです。「自然は完全である」という法則論をとなえた「哲学」というセミナーがありますが、この「哲学」はシステムオブナチュラルヘルスの中核をなしています。システムオブナチュラルヘルスの「哲学」は人類の発祥からの人類史、文化文明学、エネルギー物理学、病理学、食物学、生物学など私たち人間が生産してきた知的財産を「自然は完全である」というコンセプトをバックグラウンドに再構築された学術論であり、実践論です。私たちはここで病気の正体を知りました。「病気」という症状も完璧だという事です。「病気」とはヒーリングプロセスであるという観点で捉えると、まったく別の世界がみえてきます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Wikipediaによると、

システム（英: system）は、相互に影響を及ぼしあう要素から構成される、まとまりや仕組みの全体。系。一般性の高い概念であるため、文脈に応じて系、体系、制度、方式、機構、組織といった多種の言葉に該当する。

「結合する」を意味する　ギリシア語: σύστημα （systema）を語源にもつ。 "systema" は同じくギリシア語の "synistanai" を元に作られた語句であるが、 これは「共に」を意味する σύν （syn）と「立てる」を意味する ἵστημι （histemi） を組み合わせた動詞である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私たちの身体に刻まれた人類の歴史のなかからこの法則が発見されました。「自然は完全である」「病気は完全である」私たちは、自然を破壊してきましたが、その大自然から今でも恩恵を受けています。自然を破壊する事をやめたとき、そして病気と戦う事をやめたときに真の法則が見えてきます。システムを学ぶということは、総体的人間学を学んでいるということになります。すべては日常の実践がもとになっています。テキストはありませんが、各々の身体がbookだとミケランジェロ先生は言っています。セミナーは「哲学」「たべもの」「ナチュラルプラクティス」「関係性」『感情」「恐怖心」「女性」「リフロクソロジー」などなど多岐にわたっています。そのなかでも私たちは、「バーストラウマ」に関しては重きをおいています。なぜならほとんどの人は、バーストラウマを基にそれぞれの人生をスタートしているからです。「リバーシング」というテクニックを用いて、自分自身のバーストラウマにフォーカスしていきますが、ファシリテーター的役割でリバーシングを進行して行くリバーサーというスペシャリストがいます。キネクラブでは、長年System of Natural Health を学び、リバーサーとして数多くのバーストラウマに関する臨床体験をもつヴァレリア先生のセッションを受ける事ができます。彼女のセッションは非常にパワフルです。ヴァレリア先生は精力的にボディワークに関する研究を重ねています。常に選りすぐられた、日本人の精神性や民族性と融合させた新しいリバーシングセッションを体験しています。去年ヴァレリア先生から薦められた本を今回のリバーシングセッションを終えて、いま読んでいます。What is Somatic Experiencing® (SE)?Somatic Experiencing® is a body-awareness approach to trauma being taught throughout the world. It is the result of over forty years of observation, research, and hands-on development by Dr. Levine. Based upon the realization that human beings have an innate ability to overcome the effects of trauma, Somatic Experiencing has touched the lives of many thousands. SE® restores self-regulation, and returns a sense of aliveness, relaxation and wholeness to traumatized individuals who have had these precious gifts taken away. Peter has applied his work to combat veterans, rape survivors, Holocaust survivors, auto accident and post surgical trauma, chronic pain sufferers, and even to infants after suffering traumatic births.