落ち込んだときに起こったできごと

人生良い時もあれば、試練の時もあります。若いうちに成功して(←これは成功と言えないとわたしは思いますが・・・)すべてが自分の手中にあるような感覚(←これ幻想)映画の主人公は、花形デザイナーから、一気に奈落の底に引き落とされます。周囲の人間も手のひらを返したように、冷たくなります。自暴自棄になって、死を決意するドリュー。そこへ、妹からの電話。その間の悪い電話から、彼の人生は、変わっていきます。父親が故郷のエリザベスタウンで亡くなったという知らせです。母親が、夫の親戚とは肌があわず、ドリューに亡くなった父親を連れてくるよう言いつけるのです。そして、ドリューひとりで父の故郷を訪れます。そのまちでは、英雄のようなドリューのお父さん。大勢のひとがかけつけ、お祭りさわぎです。どれだけみんなにお父さんが愛されていたのかを、初めて知るドリューでした。自分の知らない父親像を、みんなの話を聞きながら、欠けたパズルのピースを埋めていくかのように、心の中に、父親に対する新たな気持ちが芽生えて、彼は成長していきます。人間関係が、バラエティ豊かに描かれていて、何度見ても、それぞれの人たちが輝いている映画です。結局、ドリューのお母さんと妹もこの町に来てしまい、葬儀をやることになるんですが、葬儀が終わって、ホテルで町中の人を招いて偲ぶ会というか、みんながお父さんのために、ステージで、思い出を話したりするパーティーでの、お母さんの弔辞と出し物がとてもよかったです。この映画には、たくさんのメッセージがありますが、みんなつながっているという大きな川が根底に流れているように思います。
エリザベスタウン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD](2006/11/02)オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト 他商品詳細を見る内容紹介:スニーカーのデザインに失敗し、会社に10億ドルもの損害を与えたドリュー。恋人からも距離を置かれ、自殺まで決意した彼に、父親が急死したという知らせが届く。遺体を引き取りに向かった彼は、父の故郷、ケンタッキー州のエリザベスタウンで新たに人生のスタートを決意することになる。オーランド・ブルームが、繊細なドリュー役を好演する、ピュアなストーリー。 ドリューの心の動きを表すかのように、全体的にドラマがややぎこちない展開だが、キャメロン・クロウ監督の絶妙な選曲センスで、ゆっくりと感情移入させていく。とくに亡き父に語りかけるドリューの姿には、誰もが家族との絆を再確認するだろう。ドリューの再生に大きく関わるのが、キルスティン・ダンスト演じる客室乗務員クレア。ふたりの延々と続く携帯電話のやりとりが面白い。終盤、ドリューがひとりで車の旅に出るシーンでは、クロウの音楽オタクぶりがさらに発揮される。この旅を共有できた瞬間、じんわりと胸が締めつけられる。(斉藤博昭)

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父親像を自分のなかに観ることは、とても重要です。個を形成していく成長の過程で、自分の父親が原型になっているからです。社会性、キャリア、お金、結婚、交際、貢献など、父親から、非言語で学んでいます。それは、右足全般に、現れています。親子の足を並べて、観察してみたいですね。ママキッチン

☆ Body knows the future ☆

からだの声に耳をすませばいいの?声って何?この「瞬間」からだのそこかしこが、どんな風につながって、そしてすべての組織や育みを、足は大地に伝えているんだろう。手には何を携えているんだろう。網膜に映る現実を、心にどう伝えているんだろう。内なる「目」で、どこに心地よさがあるんだろうって感じて。ほらほら!「生きる」こと、楽しみに待っている「細胞たち」がある。そうなんだね。からだは未来を知っている。