食中毒とインフルエンザの関係。脾臓と肝臓の話「賢さで学ぶために」
食品衛生管理者講習に参加した時に、おもしろい話を聞きました。毎回食中毒の件数や、その内容についてのデータが資料として、テキストに掲載されているのですが、食中毒が激減した年は、インフルエンザがはやった年だったということを示唆していました。この関係性については、何もコメントはありませんでしたが、「システムオブナチュラルヘルス」を学んでいれば、このことが当然と思うかたがほとんどだと思います。菌が繁殖するということは、菌が食べる餌があるということです。顕微鏡写真(×1000)
黄色ブドウ球菌→原因食品は・穀類加工品・菓子類顕微鏡写真(×1000)
サルモネラ→原因食品は・肉類及びその加工品・二次的に汚染された食品、卵顕微鏡写真(×1000)
腸炎ビブリオ→原因食品は・海産性生鮮魚介類及びその加工品・二次的に汚染された食品顕微鏡写真(×1000)
腸管出血性大腸菌O-157→原因食品は・井戸水・多種では、菌類は何を餌にして増えるのかというと、私たちの身体にたまったゴミを食べていて、動物性食品、砂糖、アルコール、カフェイン、ナス科の植物など、老廃物をためてしまう食品の摂取により、細胞内をはじめあらゆるところに溜まった毒素を、好物としています。大腸の中もたくさんの菌類が繁殖していますが、肉食を好む人の大腸には、腸壁の細胞にまで、菌の餌になる毒素が堆積しているため、菌は、その腸壁まで食べてしまうことになり、結果、出血性大腸菌というネーミングをされてしまうのです。ですから、食品のなかの大腸菌は同じでも、食中毒の症状にばらつきがあるのは、腸の環境に問題があるからという事になります。
インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真ウイルスは、高等生物と違い、自分だけでは増殖できません。大きさは、約1万分の1mmです。これが空気と一緒に人間の体に入ると喉(のど)の細胞に取り付き、増殖します。そして、食中毒とインフルエンザとの関連ですが、インフルエンザにかかった人は、それまでゴミでいっぱいだった身体を、ウイルスがすでにお掃除しているので、食中毒の菌が食べる餌がなかったということになります。だから、その年は食中毒が少なくて当然ですね。人間が食物連鎖の頂点に立たなければ、食中毒も、インフルエンザも起こりません。菌やウイルスは、戦う相手ではなく、共存するべき存在なのです。お肌のすべすべ状態も、実は、ダニの排泄物と、汗や皮脂によってつくられたもので、この天然のクリームより勝る物はありません。自然界のメカニズムは完璧です。人間が、賢いと思って作って来たあらゆることを、もう一度見直すときが来ました。身体にとって大切な食品を使ったお料理を、毎月お料理教室で紹介しています。「私たち人間は、賢さで学ばなければ、痛みで学ぶしかない」とはミケランジェロ先生の言葉です。脾臓の大好きな食べ物は、黄色い穀類、イエローコーン、海藻、ブドウ、りんご、しそ、ブルーベリー、イラクサなどです。脾臓は賢さの臓器です。自分自身が何であるか知っています。その脾臓をサポートするのが、肝臓です。健康な脾臓の知性を、行動に移す臓器が健康な肝臓ということになります。こうやって賢く臓器の感情エネルギーを扱えるようになると、生活の質も、考え方も崇高なものになっていきます。リフレクソロジールームママキッチン
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