「自分」でみている「自分」 「他人」がみている「自分」は、ちょっと、または、全く異なるということです。
美容師の仕事をしてきて、最初の頃よく思った事があります。毎日、20人くらいのお客様に接していた頃です。私は、デザインとカットを担当していました。まず、ほとんどの方は、自分の顔が嫌いで、隠したいと思っているんです。顔を出したくない。そういわれても、どうしたらいいの?ということになりますよね。技術では、どうすることもできなくて、30年前、新たな研究を始めました。「造形」「美学」です。形とは、なんだろう?動物には、そんなこという動物いませんよね!さるが、「前髪でお顔をかくして!」なんて言わないし、タイガーが、お洋服着たいなんていいません。タイガーが、ペットたちのように、レインコート来ているのを想像しちゃいました。「形」には、考えが宿るんです。考え(概念)が、形を作るっていったほうがいいかな?ですから、「かくしたい」という気持ちをデザインするには、お顔をかくすデザインがオーダーされたと、そう思いがちですが、これには、トリックがあるんです。「自分」でみている「自分」「他人」がみている「自分」は、ちょっと、または、全く異なるということです。人にお顔をみられたくないという気持ちは、自分の顔に視線を向けたくないということですよね。どうすると思います?お顔を全部だしてしまうんです。ヘアスタイルをお顔から遠ざけたデザインにします。
視線が髪のほうに向きます。反対に、魅力的なお顔を強調したい場合は、強調したい部分によって、髪でアクセントをつけたデザインにします。
リップが魅力的ですね!
目がとっても視線を引きつけますよね!
美しくバランスの整った目鼻立ちを強調しています。どうですか?美容師の仕事は、奥が深くて、面白いですよ!これから、志すひとは、ぜひ、「造形」を学んでくださいね。お顔や、身体表現を読む技術も面白いですよね。おおぜいでワイワイ談笑をしていると、教室で一人寂しそうにしている人っていませんでしたか?その人は、心の中では、「私にかまわないで!」そういっているかもしれませんが、身体表現では、「私をみて!」と言っています。だって、ひとりぼっちポツンと、そこにいるのは、めだつでしょう~♪でも、話しかけられる状態じゃないことが多いから、ちょこっとやっかいですよね。こんな風に、私たちの身体は、「無意識のメッセージ」を発信しているんですね♪これ、足の裏からも、メッセージが読めるんですよ~リフレクソロジールームママキッチン
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