月や太陽や北風が語り継いだお話。自然は私たちに「アート」そのものが人生だよって、胸の扉を叩きます。
あるがまま。
自分のいつも通りの暖かさを旅人に送った太陽さん。
大人になっても、子供の頃聞かされたお話って、
心の奥底に残っているものです。
街で時折「困っている人」に遭遇することがあります。
そんな時にどんなタイミングで、
どんな態度で接したら、
お互いハッピーな時間を共有できるでしょうか。
北風と太陽のお話がちょっと役立つかな。
語り継がれたお話って、
とっても深い意味がありますよね。
あるジプシーの女性のお話です。
月夜の晩にジプシーの女性は、
月にお願いをしました。
どうか、ジプシーの男と結婚させてください。
あまり彼女が懇願するので、
月は、彼女に交換条件を出して、願いを叶えることになったのです。
その条件とは、ジプシーの男との間にできた赤ん坊を、
月に差し出すことでした。
ジプシーの女は、結婚のことしか考えられないので、
その条件を軽く承諾してしまったのです。
めでたく二人は、結婚をして、子供を授かります。
ところが、生まれてきた子供の肌は褐色ではなく、
月の光のように色白で、オリーブ色ではなく、灰色の眼をした男の子でした。
夫は、怒り狂い、彼女の命が絶えるまで、
ナイフで八つ裂きにしてしまうのです。
生まれた赤ん坊も、森の中へ捨ててしまいます。
結婚も恋愛もすることのないお月様。
彼女(月は女性性を表すので)の元へ、赤ちゃんがやってきました。
ゆりかごの赤ちゃんを、お月様はどうやって育てるのでしょうね。
人々は、そんな話を語り継いで、
お月様が満月の時は、赤ちゃんはハッピーだよ。
月が欠けていくときは、きっと寂しい思いをしているんだね。
そんな風に言っていたようです。
スペインの古くから語り継がれたお話が、
歌になっています。
サラ・ブライトマンが歌うとこんな感じなんですね。
クラシカル・クロスオーバー。
確かに声は素敵。でも、”ジプシーの血”(スペインの魂)はどこかへ行っちゃってる?
あった、あった、スペインの香りのするのは、
こちらです。
このアーティスト。素敵!
ビデオクリップから、ジプシーの熱い性(さが)が感じられます。
そして、現在のAna Torroja さん。
こちら。
30年、この歌を歌ってきて、
彼女の歌声が、彼女の人生そのものですね。
素敵だなあ。
あってみたいなあ。
声も変わるんですね。
自分の状態がそのまま表れている声。
ストレスを解放して行ってあげると、
声質も変わってきます。
私の声も変わってきたかな。
自分の声が嫌だなあと感じていたこともあったけれど、
その時のその自分の声は、100パーセント「自分」だものね。
素直に受け入れますね。
カラダがほぐれていくごとに、
声も深みを増してきていることが、今、嬉しいです。
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